時代小説をラノベ感覚で読んでいるのか 2008/12/19 (Fri)

「禁書売り」（築山桂・双葉文庫）読了

緒方章（後の緒方洪庵）は大阪で蘭学を学ぶ若き医者の卵。師から頼まれた禁書の写本を手に入れようと交渉していたとき、男装の女武者と出会う。いよいよ禁書が手に入ると思ったのもつかの間、待ち合わせ場所に現れるはずの問屋の男が何者かに殺されて・・・。

若きヘタレ医学生と、男装の娘侍。帯を見た瞬間超テンションあがっちまったよ。
これは萌える！絶対いけると・・・
しかし読んでみたらそこまで萌え萌えしなかったのは
①章が同心又は武士又は浪人でないから
②左近（男装の娘）が娘っつーかむしろオトコだから
③舞台が江戸でないから
さあ、どれだ！？
作者の方は、前他のシリーズ読んだらかなり面白かったので、嫌いではないのだが

でもこれ次のNHK土曜時代劇の原作なんだぜ
男装の左近さん役は栗山千明なんだぜ
帯に写真載ってたけど、きりりと素敵な若侍で超似合ってたんだぜ
ドラマちょこっと観てみようかな・・・

守って守護天使☆ 2008/12/18 (Thu)

「守護天使」（宝島文庫・上村佑）読了

デブ・貧乏のキモオヤジが通勤途中で出会う女子高生に恋をした。彼女の守護天使として影ながら守ることを決めた彼。時を同じくして、女子高生に怪しい影が忍び寄っていた・・・。キモメンオヤジと引きこもり青年、ヤクザの３人組は、彼女を守ることができるのか・・・？

話は面白いよ・・・でもなんだろう、オヤジが下品すぎるからなのか、オヤジがキモ過ぎるからなのか、スカッと爽快ではなかったよ・・・。
来年映画もするそうで、主人公のキモメン役はカンニング竹山（可哀想だろ！）
これは映画版の方が面白いかもだね！
佐々木クラ様も超悪そうなヤクザ役がハマってたしな！

全てのチルドレンたちに乙！ 2008/12/17 (Wed)

スゲーよ！相棒が終わってまだ一時間ちょっとしか経ってないのに
もうウィキペディアが書き直されてるよ！

あんたはイエスか・・・
神降臨！

なにはともあれ亀山くんお疲れ様

一本締めっ！ 2008/12/17 (Wed)

いいともで「女性用ふんどし」が流行の兆しと言っていた
女性用ふんどし・・・？
さっそくググってみましたが、柄といい生地といい結構色々ある
オーガニックコットン使用のものだと、お肌にいし締め付けがなくて快適なつけごごちなんだそうよ・・・
確かに、柄はいい。和柄のヤツなんかかなり好きだ
でも、これってズボンはいたときとか前の垂れてるヤツがモフモフしたりしないのだろうか
中には男女ペアのふんどしとか、アダルティふんどしもあって二人のイヤンな時間にもお役立ちの模様
どんなプレイや・・・
しかし、ふんどしの前の垂れてる部分が新妻ハートエプロンみたいなのとかあった
ぱっと見カワイイ。しかしふんどし。何なのこのギャップ

今のところどこをみても「流行の兆し」とか「ブームの予感」どまりだが
果たして爆発的に流行る日がくるのでしょうか・・・

うまそおっ！ 2008/12/16 (Tue)

「世話焼き長屋」（縄田一男・編） 読了

新潮文庫から出ている人情時代小説傑作選シリーズで、５話収録
書いている人も有名な方が多く
池波正太郎・宇江佐真理・乙川優三郎・北原亜以子・村上元三とそうそうたるメンバー
これで５００円でお釣がくるんだから、お買い得ですよ！旦那！

さすが選ばれるだけあって、どれも面白かったです
特に、池波正太郎さんのは初めて読んだんだけど
まじで食べ物美味しそうだ！冒頭から
「炊いた御飯へ、鰹節のかいたのをまぜ入れ、醤油をふってやんわりとかきまぜ、ちょいと蒸らしてから、これをにぎりめしにして、さっと焙った海苔で包む」とか書かれると、腹へってたまりません

いいな…食べたいな…