親密度があがらない 2009/01/17 (Sat)

「北前船始末　緒方洪庵浪華の事件帳②」読了

「章！こうしていると、一人前の楽人にみえるだろう？」
と、章の前でくるりと回ってみせる
・・・くそう、かわいいじゃねぇか左近・・・！

一巻からこれを読むまでの間に、ドラマを見たり
友人とドラマについての萌え談義をして、すっかり脳内萌え補完完了で２巻をみると
すっげー楽しかった
あまり書くとネタバレになるから控えるが
清々しい読了感だよ・・・
続きは・・・出ないよね・・・

で、今日はドラマの第２話
今回放送されたストーリーは、丁度２巻目の最初に入ってる話で
小説ではこの段階で章と左近、結構仲良くって
それこそ冒頭に引用した、楽人の格好をした左近が章に声をかけてきて「一人前にみえるだろ？」って言ってたのもこの話
だから・・・だからドラマ版ではまだナカヨピではないので、あのシーンカットされてたのが悲しかった・・・
「みだりに立ち入るな！」とか叱られてたし・・・
しかし・・・章くん戦闘では全く役に立ってない（笑）
ハタキで敵をポカポカって・・・子供か！！
まったくどこまで可愛いんだ章！

畳み掛ける萌え 2009/01/11 (Sun)

昨日「浪花の華」が、左近が良いとか章がヘタレすぎとか色々書きましたが
あのあと友人とメールしているうちに、あれはあれで萌えかなとか思えてきた

ドラマ版、何が一番おもしろかったかって、先生の奥さんから
「あの人があんたばっかり用事を言いつけるのはな、もっと外に出て人と話せって言いたいんやで」見たいな事を言われてて
ちょwww章、引きこもり！超心配されてる！！とちょっとワロタ
もう一度、原作を読み返してみようかな・・・
と、思っていたところ、来月の新刊で何と２巻が発売されることになっていた
１が出たのが１２月だから、ドラマ化を期に一気に出す気だな双葉社・・・
元々はハードカバー版だったので書き下ろしなわけではないから
いーんだけどさ・・・
このタイミングで立て続けに出されると、うっかりハマりそうだよ・・・
ていうか、もしかしてもうハマってる・・・？
何気にイメージイラストなんか描いてる・・・？

時代小説をラノベ感覚で読んでいるのか 2008/12/19 (Fri)

「禁書売り」（築山桂・双葉文庫）読了

緒方章（後の緒方洪庵）は大阪で蘭学を学ぶ若き医者の卵。師から頼まれた禁書の写本を手に入れようと交渉していたとき、男装の女武者と出会う。いよいよ禁書が手に入ると思ったのもつかの間、待ち合わせ場所に現れるはずの問屋の男が何者かに殺されて・・・。

若きヘタレ医学生と、男装の娘侍。帯を見た瞬間超テンションあがっちまったよ。
これは萌える！絶対いけると・・・
しかし読んでみたらそこまで萌え萌えしなかったのは
①章が同心又は武士又は浪人でないから
②左近（男装の娘）が娘っつーかむしろオトコだから
③舞台が江戸でないから
さあ、どれだ！？
作者の方は、前他のシリーズ読んだらかなり面白かったので、嫌いではないのだが

でもこれ次のNHK土曜時代劇の原作なんだぜ
男装の左近さん役は栗山千明なんだぜ
帯に写真載ってたけど、きりりと素敵な若侍で超似合ってたんだぜ
ドラマちょこっと観てみようかな・・・

守って守護天使☆ 2008/12/18 (Thu)

「守護天使」（宝島文庫・上村佑）読了

デブ・貧乏のキモオヤジが通勤途中で出会う女子高生に恋をした。彼女の守護天使として影ながら守ることを決めた彼。時を同じくして、女子高生に怪しい影が忍び寄っていた・・・。キモメンオヤジと引きこもり青年、ヤクザの３人組は、彼女を守ることができるのか・・・？

話は面白いよ・・・でもなんだろう、オヤジが下品すぎるからなのか、オヤジがキモ過ぎるからなのか、スカッと爽快ではなかったよ・・・。
来年映画もするそうで、主人公のキモメン役はカンニング竹山（可哀想だろ！）
これは映画版の方が面白いかもだね！
佐々木クラ様も超悪そうなヤクザ役がハマってたしな！

知らぬが半兵衛 2008/12/09 (Tue)

「知らぬが半兵衛手控帖　姿見橋」（藤井邦夫）読了

《知らん顔の半兵衛》と渾名される、北町奉行所臨時廻り同心、白縫半兵衛が主人公の、人情捕物話です
某、猫との暮らしをネットで連載しているサイトの作者の方が、面白いと書いていたので読んでみた。

「うぽっぽ同心」とかもそうだけど、「知らん顔の半兵衛」とかってあだ名をつけられると、怠け者だとかぼんやりもの、だけどいざっていう時にはスゲーぜ！的な展開が待っていますが
この半兵衛さんは、知らん顔でありながら、結構知る人ぞ知る凄い人！ていうのが知れ渡っているようで、変に侮られることがなくて気持ちがよいよい
会話にやたら「……」が多いのだけど、読んでるうちにそれがなんとも言えん間とか、落ち着いた話し口を表現しているようで、何だか心地よくなった

ああ、今のところ読んだ時代シリーズ、全て外れがないよ・・・
しかも大体が続き物なもんだから、追いつかないよ・・・